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'''バミューダトライアングル'''(Bermuda Triangle)は、[[フロリダ半島]]の先端と、[[大西洋]]にある[[プエルトリコ]]、[[バミューダ諸島]]を結んだ[[三角形]]の[[海域]]。昔から[[船]]や[[飛行機]]、もしくは、その乗務員のみが消えてしまうという[[伝説]]があることで有名である。この伝説に基づいて、多くの[[フィクション]][[小説]]、[[映画]]、[[漫画]]などが製作されている。
'''バミューダトライアングル'''(Bermuda Triangle)は、[[フロリダ半島]]の先端と、[[大西洋]]にある[[プエルトリコ]]、[[バミューダ諸島]]を結んだ約283平方kmの三角形の海域。昔から[[船]]や[[飛行機]]、もしくは、その乗務員のみが消えてしまうという伝説があることで有名。この伝説に基づいて、多くのフィクション小説、映画、漫画などが製作された。
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==概要==
 
==概要==
「船や飛行機が突如何の痕跡も残さず消えてしまう」とされ、超常現象を取り扱う書物やテレビ番組の報道によると、100年以上前から100を超える船や飛行機、1000以上の人が消息不明となっているとされている。「'''魔の三角海域'''」とも呼ぶ。トライアングルと書かれているが、実際に怪奇現象が起こるのは三角形でなく四角形(トラペジアム)である。「トラペジアム」でなく「トライアングル」とすることを、「三角形の内部に入ると三位一体を犯すので不幸が起こる」とする、キリスト教文化圏に普及している迷信に基づいていると説明することもある。
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[[超常現象]]を取り扱う[[雑誌]]や[[本]]や[[テレビ番組]]の報道によると、通過中の船舶や飛行機が突如何の痕跡も残さず消息を絶つ海域とされる。消息を絶つ直前に[[コンパス]]や計器の異常等の兆候があるとされる。100年以上前から100を超える船や飛行機、1000以上の人が消息不明となっているとされる。「魔の三角地帯」とも呼ぶ。
  
ただし多くの場合は[[ハリケーン]]などの悪天候時に起こったものや操縦ミス、計器の確認ミスであり、船や飛行機などの遭難件数が他の一般的な海域よりも多いという事実はない。この地域はハリケーンや[[]]の多発地帯として有名であり、ハリケーンに遭遇して遭難したと証明されている案件も多い。また、ある種の特異な事例(完全な晴天時に乗組員のみが消えてしまうなど)のほとんどは事実を誇張、または歪曲したものであることが分かっている(下記関連書参照)。
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トライアングルと書かれているが、実際に怪奇現象が起こるのは三角形でなく四角形(トラペジアム)である。「トラペジアム」でなく「トライアングル」とすることを、「三角形の内部に入ると三位一体を犯すので不幸が起こる」とする、[[キリスト教]][[文化圏]]に普及している[[迷信]]に基づいていると説明することもある。
  
「事件」について書かれた記事を引用する際に勝手に内容を改変し、単なる遭難事故を「怪事件」に仕立て上げてしまう例もあるという(「[[と学会|トンデモ超常現象99の真相]]」などを参照)。
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ただし、「事件」について書かれた記事を引用する際に勝手に内容を改変し、単なる遭難事故を「怪事件」に仕立て上げてしまう例や、関連書籍等で事例として取り上げられた遭難事故の記録が存在しない、完全な作り話である例もあるという(「[[と学会|トンデモ超常現象99の真相]]」などを参照)。
  
一例として、1945年12月5日に米軍の雷撃機アヴェンジャー5機が訓練飛行中に消息を絶った事故について、バーミューダ・トライアングルの典型的な飛行機消滅の[[超常現象]]として長期にわたり出版、報道されたが、21世紀はじめに米国の潜水夫が海底で5機全部の残骸を発見したため、消滅ではなく事故であったことが証明された。
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また、ある種の特異な事例(完全な晴天時に乗組員のみが消えてしまうなど)のほとんどは事実を誇張、または歪曲したものであることが分かっている(下記関連書参照)。
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また、下記関連書籍でも調査の結果指摘されているように、バミューダトライアングルの「伝説」が広く知られるようになるにつれ、「[[来福丸]]」転覆事故やシティ・オブ・グラスゴー号遭難事件のように大西洋上の異なる地域(数百キロ、あるいは1000キロ以上離れた場所)で起きた事故や遭難もバミューダトライアングルで遭難したかのように語り継がれることが増え、実際にこの地域で起きた事故を遙かに上回る数の遭難が関連付けられる事となった(中には1902年のフレヤ号遭難のように発生現場が遠く離れた[[太平洋]]であるにも関わらずこの事例に入れられたものも存在する)。その結果ますます「伝説」の信憑性が増すという悪循環を引き起こし、実際にはこの地域での事故がそれほど多くはないにもかかわらず「事故や遭難が多発する地帯である」という誤った認識が広まってしまった。
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多くの場合は[[ハリケーン]]などの悪天候時に起こったものや操縦ミス、計器の確認ミスであり、船や飛行機などの遭難件数が他の一般的な海域よりも多いという事実はない。この地域はハリケーンや[[霧]]の多発地帯として有名であり、ハリケーンに遭遇して遭難したと証明されている案件も多い。また、周辺に目印となる島や構造物も無いため遭難しても救助されにくい。特にこの海域は強力な[[メキシコ湾流]]が流れており、短時間で航空機や船舶の残骸が遠くに流されるという事も考えられうる。
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一例として、[[1945年]][[12月5日]]に[[アメリカ海軍]]の[[TBF (航空機)|アヴェンジャー]][[雷撃機]]5機が訓練飛行中に消息を絶った事件について、バミューダ・トライアングルの典型的な飛行機消滅の[[超常現象]]として長期にわたり出版、報道されている。しかし、事故は、悪天候に加えてパイロット達の訓練不足が重なったことで方向を見失ったことにより起きたものだと現在では考えられている。なお、このエピソードの紹介の際に語られることが多い「どっちが西かも分からない」「白い水に突入」などの隊員の台詞は、実際の通信記録には存在しない("The Disappearance of Flight 19". Bermuda Triangle .org)。
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超常現象の真偽という点では問題であるが、フィクションの題材としては大変面白いので、これまで多くの作品が発表、出版、上映された。
  
 
== 原因仮説 ==
 
== 原因仮説 ==
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上記捏造説が一般化するまでは様々な説が唱えられたことがあり、現在においても当時の説が繰り返し出版報道されている。それらの主なものは以下のとおりである。
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===ブラックホール説===
 
===ブラックホール説===
 
バミューダ海域には宇宙で見られるような[[ブラックホール]]が密かに存在し異世界と通じていて、それに飲み込まれてしまうと戻れなくなるのだろうという説。確かに残骸が残ることはないだろうが、そもそも周囲の海水も吸い込まれてしまうと考えられるため、少なくとも現代の[[科学]]で証明できるような証拠は存在していない。
 
バミューダ海域には宇宙で見られるような[[ブラックホール]]が密かに存在し異世界と通じていて、それに飲み込まれてしまうと戻れなくなるのだろうという説。確かに残骸が残ることはないだろうが、そもそも周囲の海水も吸い込まれてしまうと考えられるため、少なくとも現代の[[科学]]で証明できるような証拠は存在していない。
  
 
===宇宙人説===
 
===宇宙人説===
[[宇宙人]]が[[未確認飛行物体|UFO]]を使い、航空機や船舶そのものや乗客・乗員をさらったという説もUFOブームが起きた[[1940年代]]以降一時盛んに取りざたされていたが、これを証明するような証拠が何もないばかりか、さらったはずの航空機の残骸と搭乗員の死体が発見されるなど、辻褄が合わないことが殆どである。
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[[宇宙人]]が[[未確認飛行物体|UFO]]を使い、航空機や船舶そのものや乗客・乗員をさらったという説もUFOブームが起きた[[1940年代]]以降一時盛んに取り沙汰されていたが、これを証明するような証拠が何もないばかりか、さらわれたはずの航空機の残骸と搭乗員の遺体が発見されるなど、辻褄が合わないことがほとんどである。ワーナー・ブラザーズ・スタジオのアトラクションで再現されている。
  
 
=== メタンハイドレート説 ===
 
=== メタンハイドレート説 ===
リチャード・マッカイバー博士により唱えられ、また、オーストラリアのメルボルンにあるモナッシュ大学ジョセフ・モナガン教授、学生デヴィッド・メイによって2003年9月にアメリカの物理学雑誌<ref>[http://scitation.aip.org/vsearch/servlet/VerityServlet?KEY=AJPIAS&CURRENT=NO&ONLINE=YES&smode=strresults&sort=rel&maxdisp=25&threshold=0&pjournals=AJPIAS&pyears=2001%2C2000%2C1999&possible1=842&possible1zone=fpage&fromvolume=71&SMODE=strsearch&OUTLOG=NO&viewabs=AJPIAS&key=DISPLAY&docID=1&page=1&chapter=0 D. A. May and J. J. Monaghan, "Can a single bubble sink a ship?," ''Am. J. Phys.'' '''71''', 842-849 (2003).]</ref>に発表された説。
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リチャード・マッカイバー博士により唱えられ、また、[[オーストラリア]]の[[メルボルン]]にあるモナッシュ大学ジョセフ・モナガン教授、学生デヴィッド・メイによって2003年9月にアメリカの物理学雑誌に発表された説である。
  
 
#船舶の沈没:「[[メタンハイドレート]]」によって[[メタン]]の泡が大量に瞬時に発生しそれによって船の浮力を失わせる(海水とは密度が異なるので)。
 
#船舶の沈没:「[[メタンハイドレート]]」によって[[メタン]]の泡が大量に瞬時に発生しそれによって船の浮力を失わせる(海水とは密度が異なるので)。
#航空機の墜落:[[エンジン]]がメタンを吸い込み酸欠によって不完全燃焼を起こし、出力低下から揚力を失い墜落する。この現象はレシプロ、タービン共説明可能。
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#航空機の墜落:[[エンジン]]がメタンを吸い込み酸欠によって不完全燃焼を起こし、出力低下から揚力を失い墜落する。この現象は[[レシプロエンジン|レシプロ]]、[[タービン]]共説明可能。
  
上記の「メタンハイドレート説」の矛盾として、次のような事が説明される。この場合、この海域で多数の残骸が残るはずだが、残骸は残っていない。海流で流されたとの説もあるが、流されないで残る物もあるはずである。生存者が全く無いというのもいささか不自然である。また、メタンハイドレートは世界中の海底に存在し、特にこの海域にのみ多いというわけではなく、他の地域で同様な「謎の消失」が多発しない理由は説明できない。
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ただし、「メタンハイドレート説」の矛盾として、次のような指摘がある。
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# この場合、この海域で多数の残骸が残るはずだが、残骸は残っていない。海流で流されたとの説もあるが、流されないで残る物もあるはずである。生存者が全く無いというのもいささか不自然である。
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# メタンハイドレートは世界中の海底に存在し、特にこの海域にのみ多いというわけではない。メタンハイドレートを多く産出する他の海域でも、同様に「謎の消失」が多発してもおかしくないが、そのような報告が無い。
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# バーミューダ海域にこれほどの大量のメタンハイドレートが本当に存在するならば、それは有力な化学エネルギー資源であり燃料として高い経済価値がある。そのため石油・資源採掘会社が注目するデータがある筈。
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===マイクロバースト説===
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冷気の塊が海面に落下し、バースト(破裂)したように強風を引き起こす現象という説。これは従来のレーダーに捉えられず、短期間で収まるため、消滅事件の原因として注目された。ただし、[[マイクロバースト]]は低空でしか発生しないため、高空を飛行する飛行機で事故が発生する理由は説明できない。
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
[[2006年]][[3月16日]]に[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系で放送された『[[奇跡体験!アンビリバボー]]』内において、「電子雲」が原因ではないかとされる考察が特集されていたが、この説は[[ワームホール]]ができる事によって、この近辺を飛行する航空機、航行する船舶が「タイムスリップ」することが、残骸を残さず行方不明になる事故を起こしていると考えるものである。
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[[2006年]][[3月16日]]に[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系で放送された『[[奇跡体験!アンビリバボー]]』内において、「[[電子雲]]」が原因ではないかとされる考察が特集されていたが、この説は[[ワームホール]]ができる事によって、この近辺を飛行する航空機、航行する船舶が「[[タイムトラベル|タイムスリップ]]」することが、残骸を残さず行方不明になる事故を起こしていると考えるものである。
  
[[バハマ諸島]]北部にある、[[近世]]以降[[探検家]]たちに恐れられた粘りつく海、'''[[サルガッソ海]]'''と混同したか誇張したのかもしれない。
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[[近世]]以降[[探検家]]たちに恐れられた粘りつく海、'''[[サルガッソ海]]'''は、この海域にあり、海難事故がそれによって起こると考えられる。(詳細は[[サルガッソ海]]参照のこと)
  
30年ほど前に消えた旅客機と戦闘機がまったく同じ状態で中の人間のみが[[ミイラ]]化、または白骨化した状態で見つかったという奇談([[サンチアゴ航空513便事件]]など)もあり、日本の[[バラエティ]]番組などで真実であるかのように語られている。
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30年ほど前に消えた[[旅客機]]と[[戦闘機]]がまったく同じ状態で中の人間のみが[[ミイラ]]化、または[[白骨化]]した状態で見つかったという奇談もあり、日本の[[バラエティ]]番組などで真実であるかのように語られている。これらが作り話であったことは証明済みである([[サンチアゴ航空513便事件]]を参照)。
  
==ドラゴントライアングル==
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==類似の海域==
[[太平洋]]の、[[千葉県]][[野島埼灯台|野島埼]]、[[小笠原諸島]]、[[グアム]]を結んだ三角形海域を、[[チャールズ・バーリッツ]]などのアメリカの超常現象研究家はバミューダトライアングルに例え、「'''[[ドラゴントライアングル]]'''」(ないし[[日本]]の「魔の海域」)と唱えている。
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===ドラゴントライアングル===
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[[太平洋]]の、[[千葉県]][[野島埼灯台|野島埼]]、[[小笠原諸島]]、[[グアム]]を結んだ三角形海域を、[[チャールズ・バーリッツ]]などのアメリカの超常現象研究家はバミューダトライアングルになぞらえ、「[[ドラゴントライアングル]]」(ないし[[日本]]の「魔の海域」)と呼んでいる。これは[[明神礁]]での調査船遭難事故や、[[ヴァリグ・ブラジル航空機遭難事故]]がゆがんだ形で海外に伝わったことで発生したものである。
  
これは[[明神礁]]での調査船遭難事故や、[[ヴァリグ・ブラジル航空機遭難事故]]がゆがんだ形で海外に伝わったことで発生したものである。
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{{main|ドラゴントライアングル}}
  
これの存在を主張する文章には、原因がはっきりし残骸も発見されている海難事故を「原因不明の消失」に仕立て上げている・遭難した船の種類や事故当時の気象状況の記述が不正確・該当海域外(場合によっては[[日本海]])で起こった事故をも数に数えているといった、バミューダとも共通の問題点が見られる。また前述のバーリッツの著書における日本の描写も、日本人の目からすると大変奇異なものである。詳しくは当該項目を参照のこと。
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==ブラジルのバミューダトライアングル==
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1984年、[[ブラジル]]、[[サンパウロ]]市で発行されている「フォリャ・デ・サンパウロ」(Folha de S.Paulo)新聞は、「[[ブラジル]]のバミューダトライアングル」と題する記事を一面張り出して出版した。この三角形は[[リオデジャネイロ]]市の中心部の[[カリオカ]]広場(Largo de Carioca)付近に存在する三つの巨大高層ビルに囲まれる領域である。これらは政府系企業の本社ビルであり、公費の合法的な無駄使いが多いことで有名であった。あまりにも巨大すぎる無駄使いを象徴するために、「[[ブラジル]]のバミューダトライアングル」という表現を用いた。この三角形内では、飛行機や船は消滅しないが(車や財布はしばしば消えてなくなる)、お金が際限なく消失するからである。お金は晴天下良好な天候の下でも消失し、しかも消失の過程がまったく不明であるという例え話である。
  
 
==バミューダトライアングルが登場する作品==
 
==バミューダトライアングルが登場する作品==
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===小説===
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*Diary - [[チャック・パラニューク]]の小説。物語の発端となる、富裕層が所持する別荘からキッチン、浴室等が消えてしまう現象を指して、主人公は「Bermuda Triangled」と地名を動詞化して呼称する。
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===アニメ===
 
===アニメ===
*[[のび太の海底鬼岩城]](大長編[[ドラえもん]]
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*[[ドラえもん のび太の海底鬼岩城]] - 同作では、この海域は古代[[アトランティス]]国の跡地で、同国が生み出した上空まで伸びるバリヤーが現在も残存しており、飛行機や船舶が消息を絶つのはこのバリヤーに触れてしまったがために墜落・沈没したのが原因とされている。
*[[ヤッターマン]] - 第11話「ナゾの三角領域だコロン」でネタになっている。
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*[[ヤッターマン]] - 第11話「ナゾの三角領域だコロン」
*[[ケロロ軍曹 (アニメ)|ケロロ軍曹]] - 第78話 「ケロロ 宝さがしはやっぱ宝島だよね」でもネタになっている。
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*[[ケロロ軍曹 (アニメ)|ケロロ軍曹]] - 第78話「ケロロ 宝さがしはやっぱ宝島だよね」
*[[ルパン三世]] - 第095話 「ルパン三世「幽霊船より愛をこめて」でネタになっている。
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*[[ルパン三世]] - [[ルパン三世 (TV第2シリーズ)|TV第2シリーズ]]第95話「幽霊船より愛をこめて」、TVスペシャル第9弾『[[ルパン三世 ワルサーP38]]』
*[[スクールランブル (アニメ)|スクールランブル 二学期]] - 第24話でネタにされている。
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*[[スクールランブル (アニメ)|スクールランブル 二学期]] - 第24話
*[[ムーの白鯨]] - 第11話の舞台となっている。
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*[[ムーの白鯨]] - 第11話の舞台
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*[[メダロット (アニメ)|メダロット]] - 世界大会第1回戦の対戦相手、キャプテン・ジン率いるカリブ代表の敵メダロット、カイゾクロとカイゾクロベーが「バミューダトライアングル」というフォーメーションを使用していた。その際実際のバミューダトライアングルに関する解説がなされていた。
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*[[黄金勇者ゴルドラン]] - 第18話の舞台となっているが、海域地帯は十字の形になっており「バミューダクロス」と呼ばれている。
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*[[NEEDLESS]] - シメオン四天王の一人である右天が自身のフラグメント(能力)を説明する際に、バミューダ・トライアングルについても説明している。
  
 
===マンガ===
 
===マンガ===
 
*[[パタリロ!]] - [[マリネラ王国]]はバミューダトライアングルの中央にあるという設定。
 
*[[パタリロ!]] - [[マリネラ王国]]はバミューダトライアングルの中央にあるという設定。
*[[聖闘士星矢]] - 海皇ポセイドン編の海闘士シードラゴン(双子座のカノン)の必殺技。敵を異次元に飛ばす力を持つ。
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*[[聖闘士星矢]] - 海皇ポセイドン編で、同海域のある北大西洋を司る海闘士[[海闘士#海龍のカノン|海龍(シードラゴン)]]([[黄金聖闘士#双子座のカノン|双子座のカノン]])の必殺技ゴールデントライアングル(敵を異次元に飛ばす力を持つ)は同海域に由来している。
 
*[[ONE PIECE]] - 魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)と呼ばれる海域が登場する。
 
*[[ONE PIECE]] - 魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)と呼ばれる海域が登場する。
 
*[[お父さんは心配症]]
 
*[[お父さんは心配症]]
 
*[[うしろの百太郎]]
 
*[[うしろの百太郎]]
 
*[[飛鳥昭雄|ショックサイエンス]]
 
*[[飛鳥昭雄|ショックサイエンス]]
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*[[NEEDLESS]] - シメオン四天王の一人である右天が自信のフラグメント(能力)を説明する際に、バミューダ・トライアングルについても説明している。
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*[[マカロニほうれん荘]]
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*[[サイボーグ009]] Shonen Sunday Comics #3 アステカ - サルガッソー異次元海編
  
 
===ドラマ===
 
===ドラマ===
*[[Xファイル]] (第120話)-バミューダ・トライアングルで主人公が過去の豪華客船に移乗する。
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*[[バミューダ・トライアングル (ミニシリーズ)]]
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*[[Xファイル]] - 第120話でバミューダ・トライアングルで主人公が過去の豪華客船に移乗する。
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*『タイムマシーンにお願い』(Quantum Leap)- Season4(16話)バミューダ上空のミステリーで自動操縦や計器の異常が発生する。
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*[[帰ってきた時効警察]] - 最終話で刑事課の蜂須賀がトランクスでバミューダ・トライアングルを作成。真ん中に置いた何かが消える。
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*[[スイート・ライフ オン・クルーズ]] - 第33話で、バミューダ・トライアングルで登場人物の性格などが変わる。
  
 
===ゲーム===
 
===ゲーム===
*[[バミューダトライアングル]] (SNK)-主人公機が時間移動する。
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*[[バミューダトライアングル]](SNK)- 主人公機が時間移動する。
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*[[ダイナマイト刑事]] - ウルフ本郷が乗った護送機がバミューダ・トライアングルで行方不明になる設定。因みにその後バミューダ族なる怪しい民族に肉体改造される。
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*[[SIREN]]/[[SIREN:New Translation]] - 舞台の「[[羽生蛇村|羽生蛇(はにゅうだ)村]]」の名前の由来。「羽生蛇トライアングル」という名産品も登場する。また、設定は前述の事象をモデルにしている(サイレンが鳴り、現実世界にいた人々が異世界に飛ばされ、行方不明になる等)。
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*[[第3次スーパーロボット大戦]] - ストーリー中盤、選択肢次第でこの海域を通過するステージをプレイできる。時間の流れが速い地域と設定されており、ターン終了時に1ターン余計に加算される(1ターン目の次ターンは3ターン目に、3ターン目の次ターンは5ターン目になる)。
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*[[ぷよぷよ|ぷよぷよ7]] - 主人公のあんどうりんごたちが訪れる世界の七不思議スポットの一つとして登場。りんごたちはここでカーバンクルとぷよ勝負をすることになる。
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*トロピカルKiss - 鳳凰院朱雀(所天)が二次元の世界への入り口はバミューダトライアングルだと語った
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*[[流星のロックマン2]] - バミューダラビリンスという名称のステージが存在。
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*[[白と黒の伝説]](スタジオWING) - 輪廻転生編 - MSX 1986年販売
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===音楽===
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*[[バミューダトライアングル]]/[[バリー・マニロウ]] - アルバム「歌の贈りもの~ベスト・オブ・バリー・マニロウ」(2002/5/22発売 レーベル: BMG JAPAN)等に収録
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*[[バミューダ・トライアングル (冨田勲のアルバム)|バミューダ・トライアングル]] - 1978年発表の、[[冨田勲]]のアルバム。
  
 
== 関連書 ==
 
== 関連書 ==
* ローレンツ・D・クシュ[http://www.fukkan.com/vote.php3?no=2318 『魔の三角海域』その伝説の謎を解く](角川書店)
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* ローレンツ・D・クシュ『魔の三角海域 その伝説の謎を解く』(角川書店)
  
 
==関連項目==
 
==関連項目==
* [[マリー・セレスト号]] - 遭難位置はバーミューダ・トライアングルからは遠い。
+
* [[メアリー・セレスト号|マリー・セレスト号]] - 遭難位置はバミューダ・トライアングルからは遠い。
 
* [[アトランティス]]
 
* [[アトランティス]]
 
* [[9S#海星編(9S VIII 収録)|9S<ナインエス>VIII]]
 
* [[9S#海星編(9S VIII 収録)|9S<ナインエス>VIII]]
 +
* [[ポコノ・レースウェイ]] - 三角形のトラック形状と、そのトリッキー加減から「バミューダ・トライアングル」の異名が付いているオーバルトラック。
 +
* [[サルガッソ海]]
  
== 脚注 ==
+
{{DEFAULTSORT:はみゆたとらいあんくる}}
<references/>
+
[[Category:大西洋の海域]]
 
+
[[Category:アメリカ合衆国の都市伝説]]
 
+
[[Category:名数3]]
[[Category:海域|はみゆたとらいあんくる]]
+
[[Category:都市伝説|はみゆたとらいあんくる]]
+
 
+
{{Link FA|uk}}
+
 
+
[[ar:مثلث برمودا]]
+
[[az:Bermud üçbucağı]]
+
[[bg:Бермудски триъгълник]]
+
[[bs:Bermudski trokut]]
+
[[ca:Triangle de les Bermudes]]
+
[[cs:Bermudský trojúhelník]]
+
[[da:Bermudatrekanten]]
+
[[de:Bermudadreieck]]
+
[[en:Bermuda Triangle]]
+
[[eo:Bermuda triangulo]]
+
[[es:Triángulo de las Bermudas]]
+
[[et:Bermuda kolmnurk]]
+
[[fa:مثلث برمودا]]
+
[[fi:Bermudan kolmio]]
+
[[fr:Triangle des Bermudes]]
+
[[he:משולש ברמודה]]
+
[[hr:Bermuda Triangle]]
+
[[hu:Bermuda-háromszög]]
+
[[id:Segitiga Bermuda]]
+
[[it:Triangolo delle Bermuda]]
+
[[lt:Bermudų trikampis]]
+
[[mk:Бермудски триаголник]]
+
[[ml:ബെര്‍മുഡ ത്രികോണം]]
+
[[ms:Segi tiga Bermuda]]
+
[[nl:Bermudadriehoek]]
+
[[no:Bermudatriangelet]]
+
[[pl:Trójkąt Bermudzki]]
+
[[pt:Triângulo das Bermudas]]
+
[[ro:Triunghiul Bermudelor]]
+
[[ru:Бермудский треугольник]]
+
[[sk:Bermudský trojuholník]]
+
[[sl:Bermudski trikotnik]]
+
[[sq:Trekëndëshi i Bermudës]]
+
[[sr:Бермудски троугао]]
+
[[sv:Bermudatriangeln]]
+
[[th:สามเหลี่ยมเบอร์มิวดา]]
+
[[tr:Bermuda Şeytan Üçgeni]]
+
[[uk:Бермудський трикутник]]
+
[[ur:مثلث برمودا]]
+
[[vi:Tam giác Bermuda]]
+
[[zh:百慕達三角]]
+

2014年8月3日 (日) 12:00時点における最新版

三角ゾーン

バミューダトライアングル(Bermuda Triangle)は、フロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコバミューダ諸島を結んだ三角形海域。昔から飛行機、もしくは、その乗務員のみが消えてしまうという伝説があることで有名である。この伝説に基づいて、多くのフィクション小説映画漫画などが製作されている。

概要[編集]

三角ゾーン

超常現象を取り扱う雑誌テレビ番組の報道によると、通過中の船舶や飛行機が突如何の痕跡も残さず消息を絶つ海域とされる。消息を絶つ直前にコンパスや計器の異常等の兆候があるとされる。100年以上前から100を超える船や飛行機、1000以上の人が消息不明となっているとされる。「魔の三角地帯」とも呼ぶ。

トライアングルと書かれているが、実際に怪奇現象が起こるのは三角形でなく四角形(トラペジアム)である。「トラペジアム」でなく「トライアングル」とすることを、「三角形の内部に入ると三位一体を犯すので不幸が起こる」とする、キリスト教文化圏に普及している迷信に基づいていると説明することもある。

ただし、「事件」について書かれた記事を引用する際に勝手に内容を改変し、単なる遭難事故を「怪事件」に仕立て上げてしまう例や、関連書籍等で事例として取り上げられた遭難事故の記録が存在しない、完全な作り話である例もあるという(「トンデモ超常現象99の真相」などを参照)。

また、ある種の特異な事例(完全な晴天時に乗組員のみが消えてしまうなど)のほとんどは事実を誇張、または歪曲したものであることが分かっている(下記関連書参照)。

また、下記関連書籍でも調査の結果指摘されているように、バミューダトライアングルの「伝説」が広く知られるようになるにつれ、「来福丸」転覆事故やシティ・オブ・グラスゴー号遭難事件のように大西洋上の異なる地域(数百キロ、あるいは1000キロ以上離れた場所)で起きた事故や遭難もバミューダトライアングルで遭難したかのように語り継がれることが増え、実際にこの地域で起きた事故を遙かに上回る数の遭難が関連付けられる事となった(中には1902年のフレヤ号遭難のように発生現場が遠く離れた太平洋であるにも関わらずこの事例に入れられたものも存在する)。その結果ますます「伝説」の信憑性が増すという悪循環を引き起こし、実際にはこの地域での事故がそれほど多くはないにもかかわらず「事故や遭難が多発する地帯である」という誤った認識が広まってしまった。

多くの場合はハリケーンなどの悪天候時に起こったものや操縦ミス、計器の確認ミスであり、船や飛行機などの遭難件数が他の一般的な海域よりも多いという事実はない。この地域はハリケーンやの多発地帯として有名であり、ハリケーンに遭遇して遭難したと証明されている案件も多い。また、周辺に目印となる島や構造物も無いため遭難しても救助されにくい。特にこの海域は強力なメキシコ湾流が流れており、短時間で航空機や船舶の残骸が遠くに流されるという事も考えられうる。

一例として、1945年12月5日アメリカ海軍アヴェンジャー雷撃機5機が訓練飛行中に消息を絶った事件について、バミューダ・トライアングルの典型的な飛行機消滅の超常現象として長期にわたり出版、報道されている。しかし、事故は、悪天候に加えてパイロット達の訓練不足が重なったことで方向を見失ったことにより起きたものだと現在では考えられている。なお、このエピソードの紹介の際に語られることが多い「どっちが西かも分からない」「白い水に突入」などの隊員の台詞は、実際の通信記録には存在しない("The Disappearance of Flight 19". Bermuda Triangle .org)。

超常現象の真偽という点では問題であるが、フィクションの題材としては大変面白いので、これまで多くの作品が発表、出版、上映された。

原因仮説[編集]

三角ゾーン
三角ゾーン
三角ゾーン

上記捏造説が一般化するまでは様々な説が唱えられたことがあり、現在においても当時の説が繰り返し出版報道されている。それらの主なものは以下のとおりである。

ブラックホール説[編集]

バミューダ海域には宇宙で見られるようなブラックホールが密かに存在し異世界と通じていて、それに飲み込まれてしまうと戻れなくなるのだろうという説。確かに残骸が残ることはないだろうが、そもそも周囲の海水も吸い込まれてしまうと考えられるため、少なくとも現代の科学で証明できるような証拠は存在していない。

宇宙人説[編集]

宇宙人UFOを使い、航空機や船舶そのものや乗客・乗員をさらったという説もUFOブームが起きた1940年代以降一時盛んに取り沙汰されていたが、これを証明するような証拠が何もないばかりか、さらわれたはずの航空機の残骸と搭乗員の遺体が発見されるなど、辻褄が合わないことがほとんどである。ワーナー・ブラザーズ・スタジオのアトラクションで再現されている。

メタンハイドレート説[編集]

リチャード・マッカイバー博士により唱えられ、また、オーストラリアメルボルンにあるモナッシュ大学ジョセフ・モナガン教授、学生デヴィッド・メイによって2003年9月にアメリカの物理学雑誌に発表された説である。

  1. 船舶の沈没:「メタンハイドレート」によってメタンの泡が大量に瞬時に発生しそれによって船の浮力を失わせる(海水とは密度が異なるので)。
  2. 航空機の墜落:エンジンがメタンを吸い込み酸欠によって不完全燃焼を起こし、出力低下から揚力を失い墜落する。この現象はレシプロタービン共説明可能。

ただし、「メタンハイドレート説」の矛盾として、次のような指摘がある。

  1. この場合、この海域で多数の残骸が残るはずだが、残骸は残っていない。海流で流されたとの説もあるが、流されないで残る物もあるはずである。生存者が全く無いというのもいささか不自然である。
  2. メタンハイドレートは世界中の海底に存在し、特にこの海域にのみ多いというわけではない。メタンハイドレートを多く産出する他の海域でも、同様に「謎の消失」が多発してもおかしくないが、そのような報告が無い。
  3. バーミューダ海域にこれほどの大量のメタンハイドレートが本当に存在するならば、それは有力な化学エネルギー資源であり燃料として高い経済価値がある。そのため石油・資源採掘会社が注目するデータがある筈。

マイクロバースト説[編集]

冷気の塊が海面に落下し、バースト(破裂)したように強風を引き起こす現象という説。これは従来のレーダーに捉えられず、短期間で収まるため、消滅事件の原因として注目された。ただし、マイクロバーストは低空でしか発生しないため、高空を飛行する飛行機で事故が発生する理由は説明できない。

その他[編集]

2006年3月16日フジテレビ系で放送された『奇跡体験!アンビリバボー』内において、「電子雲」が原因ではないかとされる考察が特集されていたが、この説はワームホールができる事によって、この近辺を飛行する航空機、航行する船舶が「タイムスリップ」することが、残骸を残さず行方不明になる事故を起こしていると考えるものである。

近世以降探検家たちに恐れられた粘りつく海、サルガッソ海は、この海域にあり、海難事故がそれによって起こると考えられる。(詳細はサルガッソ海参照のこと)

30年ほど前に消えた旅客機戦闘機がまったく同じ状態で中の人間のみがミイラ化、または白骨化した状態で見つかったという奇談もあり、日本のバラエティ番組などで真実であるかのように語られている。これらが作り話であったことは証明済みである(サンチアゴ航空513便事件を参照)。

類似の海域[編集]

ドラゴントライアングル[編集]

太平洋の、千葉県野島埼小笠原諸島グアムを結んだ三角形海域を、チャールズ・バーリッツなどのアメリカの超常現象研究家はバミューダトライアングルになぞらえ、「ドラゴントライアングル」(ないし日本の「魔の海域」)と呼んでいる。これは明神礁での調査船遭難事故や、ヴァリグ・ブラジル航空機遭難事故がゆがんだ形で海外に伝わったことで発生したものである。

詳細は ドラゴントライアングル を参照

ブラジルのバミューダトライアングル[編集]

1984年、ブラジルサンパウロ市で発行されている「フォリャ・デ・サンパウロ」(Folha de S.Paulo)新聞は、「ブラジルのバミューダトライアングル」と題する記事を一面張り出して出版した。この三角形はリオデジャネイロ市の中心部のカリオカ広場(Largo de Carioca)付近に存在する三つの巨大高層ビルに囲まれる領域である。これらは政府系企業の本社ビルであり、公費の合法的な無駄使いが多いことで有名であった。あまりにも巨大すぎる無駄使いを象徴するために、「ブラジルのバミューダトライアングル」という表現を用いた。この三角形内では、飛行機や船は消滅しないが(車や財布はしばしば消えてなくなる)、お金が際限なく消失するからである。お金は晴天下良好な天候の下でも消失し、しかも消失の過程がまったく不明であるという例え話である。

バミューダトライアングルが登場する作品[編集]

小説[編集]

  • Diary - チャック・パラニュークの小説。物語の発端となる、富裕層が所持する別荘からキッチン、浴室等が消えてしまう現象を指して、主人公は「Bermuda Triangled」と地名を動詞化して呼称する。

アニメ[編集]

  • ドラえもん のび太の海底鬼岩城 - 同作では、この海域は古代アトランティス国の跡地で、同国が生み出した上空まで伸びるバリヤーが現在も残存しており、飛行機や船舶が消息を絶つのはこのバリヤーに触れてしまったがために墜落・沈没したのが原因とされている。
  • ヤッターマン - 第11話「ナゾの三角領域だコロン」
  • ケロロ軍曹 - 第78話「ケロロ 宝さがしはやっぱ宝島だよね」
  • ルパン三世 - TV第2シリーズ第95話「幽霊船より愛をこめて」、TVスペシャル第9弾『ルパン三世 ワルサーP38
  • スクールランブル 二学期 - 第24話
  • ムーの白鯨 - 第11話の舞台
  • メダロット - 世界大会第1回戦の対戦相手、キャプテン・ジン率いるカリブ代表の敵メダロット、カイゾクロとカイゾクロベーが「バミューダトライアングル」というフォーメーションを使用していた。その際実際のバミューダトライアングルに関する解説がなされていた。
  • 黄金勇者ゴルドラン - 第18話の舞台となっているが、海域地帯は十字の形になっており「バミューダクロス」と呼ばれている。
  • NEEDLESS - シメオン四天王の一人である右天が自身のフラグメント(能力)を説明する際に、バミューダ・トライアングルについても説明している。

マンガ[編集]

ドラマ[編集]

ゲーム[編集]

  • バミューダトライアングル(SNK)- 主人公機が時間移動する。
  • ダイナマイト刑事 - ウルフ本郷が乗った護送機がバミューダ・トライアングルで行方不明になる設定。因みにその後バミューダ族なる怪しい民族に肉体改造される。
  • SIRENSIREN:New Translation - 舞台の「羽生蛇(はにゅうだ)村」の名前の由来。「羽生蛇トライアングル」という名産品も登場する。また、設定は前述の事象をモデルにしている(サイレンが鳴り、現実世界にいた人々が異世界に飛ばされ、行方不明になる等)。
  • 第3次スーパーロボット大戦 - ストーリー中盤、選択肢次第でこの海域を通過するステージをプレイできる。時間の流れが速い地域と設定されており、ターン終了時に1ターン余計に加算される(1ターン目の次ターンは3ターン目に、3ターン目の次ターンは5ターン目になる)。
  • ぷよぷよ7 - 主人公のあんどうりんごたちが訪れる世界の七不思議スポットの一つとして登場。りんごたちはここでカーバンクルとぷよ勝負をすることになる。
  • トロピカルKiss - 鳳凰院朱雀(所天)が二次元の世界への入り口はバミューダトライアングルだと語った
  • 流星のロックマン2 - バミューダラビリンスという名称のステージが存在。
  • 白と黒の伝説(スタジオWING) - 輪廻転生編 - MSX 1986年販売

音楽[編集]

関連書[編集]

  • ローレンツ・D・クシュ『魔の三角海域 その伝説の謎を解く』(角川書店)

関連項目[編集]